これは、ロボットという言葉を最初に使ったことでも知られるチェコの作家、チャペックが書いたイギリス旅行記『Letters from England』に挟まれる、カレル・チャペック自身による挿絵です。
カレル・チャペックは1890年生まれのチェコの代表的な作家で、小説や童話、戯曲、ジャーナリズムなど、様々な分野において文章を残した多彩な作家です。
第一次世界大戦と第二次世界大戦の狭間の時期に活躍し、ノーベル賞の声もありましたが、48歳で亡くなります。愛する園芸のために冬の寒いなかでも手入れをし、それがきっかけとなって風邪をこじらせたことが死因だったようです。
この挿絵は、イギリス貴族の社交場であるクラブに行った際のことを書いたエッセイに添えられた絵です。
エッセイでは、そこにいた、パイプでたばこを吸い、新聞やらなんやらを読んで喋らない人たちは、そういった儀式をしているのだろうとユーモアたっぷりに描写し、茶目っ気ある可愛いイラストのような雰囲気の挿絵もまた魅力的です。
カレルとの共著など、ともに活躍していた兄のヨゼフ・チャペックも、画家や風刺漫画などを描き、カレルの装丁や挿絵なども手掛け、ロボットという言葉を考案したのは、この兄のヨゼフだと言われています。
ただ、イギリスの旅行記の挿絵はカレル本人によるスケッチです。
邦訳版の『カレル・チャペックが見たイギリス』のあとがきには、このカレルによる挿絵について、作家の村上春樹さんが、画風が彼の文章やおそらく人柄ともとてもよく馴染んでいる、という風に書いています。
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