優しい花と、軽やかに歩く、赤いエプロンドレスを着ている子供。花の世界と溶け合っていくような可憐な絵画。ドニの描く『赤いエプロンドレスを着た子供』(1897年)です。

作者のモーリス・ドニは、1870年、フランスのノルマンディー地方の海岸の町グランヴィルで生まれたナビ派の画家です。

ナビ派とは、ゴーギャンの「見たままではなく、思ったままの色彩を描け」という言葉の影響を受け、平面的な構成、鮮やかな色彩、装飾性を重視した、19世紀末の新しい芸術運動の一つです。

ナビというのは「預言者」という意味で、メンバーには、ポール・セリュジエ、モーリス・ドニ、ピエール・ボナール、エドゥアール・ヴュイヤールらがいます。

ナビ派にはボナールやヴュイヤールのような身近な日常を題材にした「親密派」と称される画家もいましたが、ドニの場合は宗教的な絵画や母子を描いた絵が多く、この『赤いエプロンドレスを着た子供』はドニにとっては多少珍しい題材かもしれません。

いずれにせよ、ドニもまた、平面性や色彩が魅力の画家であり、どの作品も、幻想的な物語世界のような美しさがあります。

 

絵×オーガニックコットンTシャツ

Suzuriにて、モーリス・ドニの『赤いエプロンドレスの子供』のTシャツを販売しています。素材は綿100%(オーガニックコットン)、色はナチュラルとスミクロの二色。

サイズは、メンズ、レディース、ナチュラルに関しては子ども向けまで幅広く揃っています。

天然素材で肌触りもよく、柔らかな着心地で、日常にアートを取り入れることができます。