真っ直ぐな眼差しで、大人っぽく、凛とした雰囲気を漂わせた少女。この絵画は、画家のクリムトの作品で、当時六歳の姪ヘレーネを描いた『ヘレーネ・クリムトの肖像(1898年)』です。

へレーネは弟エルンストの娘で、エルンストはヘレーネ誕生からまもなく急死。クリムトが彼女の保護者のような立場になっていたようです。

クリムトは、1862年にオーストリアで生まれ、若いうちに伝統的な画風の装飾画家として成功を収めるものの、画家人生の途中、父親や弟の死ののち、独自の画風、独自の道を歩み出します。

新しい芸術の世界を目指すウィーン分離派を立ち上げ、また、「黄金様式」と呼ばれる、引きこまれるような妖しさを湛えた『接吻』など、いわゆるクリムトの絵として思い浮かべるような金箔の絵画を描くようになります。

エジプト美術や日本の金屏風などの影響もあると言われるクリムトの黄金様式の絵画は、生と死、愛などが官能的に描かれた作風ですが、そういったきらびやかな絵画だけでなく、避暑に訪れていたアッター湖畔の静かな風景画も数多く残すなど、多様な魅力を持っています。

絵×オーガニックコットンTシャツ

Suzuriにて、グスタフ・クリムト『ヘレーネ・クリムトの肖像』のTシャツを販売しています。素材は綿100%(オーガニックコットン)、色はナチュラルとスミクロの二色。

サイズは、メンズ、レディース、ナチュラルに関しては子ども向けまで幅広く揃っています。

天然素材で肌触りもよく、柔らかな着心地で、日常にアートを取り入れることができます。