秋の使者

秋の使者

パウル・クレー 1922

絵のこと

幾重にも折り重なるような青の世界に、ぽつんと黄色い形が浮かんでいる。色づいた銀杏の樹のようにも見えるし、沈みゆく夕日のような想像も抱かせる。タイトルが告げるとおり、近づいてくる秋の気配をとらえた、クレーらしい詩のような一枚。

描いた人

パウル・クレー(1879 - 1940)
スイス生まれの画家。色彩豊かで、詩を思わせる不思議な絵を数多く残した。「芸術とは、目に見えるものを再現するのではなく、見えるようにすることである」という言葉で知られる。

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