挿絵(『おやゆびひめ』)

挿絵(『おやゆびひめ』)

エルサ・ベスコフ 1908年

絵のこと

アンデルセンの童話『おやゆびひめ』の挿絵。草で編んだベッドに眠る小さな女の子の周りには、スズランやタンポポの綿毛、大きな葉などの草花がびっしりと描き込まれ、緑を基調とした静かな世界のなかに、頬の赤みだけがそっと温かく光る。遠い記憶の向こう、子どもの頃の深く眠っていたときのことを思い出すような一枚。

描いた人

エルサ・ベスコフ(1874-1953)
スウェーデンのストックホルムで生まれた絵本作家・挿絵画家。北欧の豊かな自然や子どもの日常をモチーフにした作品が多く、こびとや妖精といった可愛いファンタジーの世界を愛する人々に今も広く親しまれている。

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